フタホシコオロギの死なせない管理方法と繁殖方法

フタホシコオロギは爬虫類の飼育にとって欠かせない餌用昆虫になっています。

しかし、フタホシコオロギは意外とデリケートな生き物。

「買ってきたらすぐに死んでしまった…」「いつの間にか全滅していた…」

なんて経験、ありませんか?

この記事では、そんなコオロギ飼育の悩みを解消し、健康で元気に育てるための「死なない管理方法」と、たくさん増やせる「繁殖方法」について書いていきたいと思います。

第1章:なぜフタホシコオロギは死んでしまうのか?

コオロギが死んでしまう原因は、主に以下の3つです。

  • 水切れ・餌切れ:コオロギは水分を多く必要とします。

特に幼虫は脱皮を繰り返すため、水分が不足すると脱皮不全を起こし、命を落とすことがあります。

また、常に餌が切れていると共食いを始め、死ぬ個体が増えます。

  • 不衛生な環境:飼育ケース内のフンや食べ残しを放置すると、雑菌が繁殖し、病気の原因になります。

特に高温多湿の環境では、カビも生えやすく、コオロギにとって非常に危険です。

  • 過密飼育:狭いケースにたくさんのコオロギを詰め込むと、ストレスが溜まり、共食いや脱皮不全が多発します。

また、酸欠状態になることもあり、大量死につながります。

これらの原因を理解し、適切な対策を取ることが、フタホシコオロギを長生きさせるための第一歩です。

第2章:死なせないためのフタホシコオロギ管理方法

  1. 飼育ケースの準備
    コオロギはジャンプ力があるので、深さのあるプラスチックケースや衣装ケースがおすすめです。

通気性を確保するため、蓋にはパンチングメタルや細かい金網を貼り付けましょう。

  • 広さの目安:コオロギ100匹に対して、幅30cm×奥行き30cm×高さ25cm程度のケースが理想的です。
  • 床材:フンを掃除しやすくするために、床材は何も敷かない「ベアタンク」がおすすめです。

新聞紙を敷く場合は、こまめに交換しましょう。

  • シェルター:コオロギが隠れられる場所を用意することで、ストレスを軽減できます。

卵パックや新聞紙を丸めたもの、専用のシェルターなどを複数入れましょう。

  1. 温度と湿度の管理
    フタホシコオロギは、25〜30℃の温度を好みます。

冬場はパネルヒーターなどでケースの底面を温めてあげましょう。

  • 夏場:高温になりすぎると死んでしまうため、風通しの良い涼しい場所に置くか、クーラーで室温を調整しましょう。
  • 湿度:乾燥には強いですが、水分は必要です。

ケース内に水入れを設置し、常に新鮮な水が飲めるようにしましょう。

  1. 餌と水の与え方
    コオロギの健康は、餌と水で決まると言っても過言ではありません。
  • 餌:専用の人工飼料が栄養バランスが良くおすすめです。

野菜くずや果物を与える場合は、無農薬のものを選び、食べ残しはすぐに取り除きましょう。

  • 水分補給:コオロギは溺れやすいため、水入れには「給水用ジェル」や「オアシス」を入れましょう。

霧吹きでケース内に水を吹きかけるのも効果的です。

  1. 衛生管理
    コオロギを健康に保つには、清潔な環境が不可欠です。
  • フンの掃除:毎日、フンや食べ残しを取り除きましょう。
  • ケースの掃除:月に1回程度、すべてのコオロギを別のケースに移し、飼育ケースを丸洗いしましょう。

第3章:フタホシコオロギの繁殖方法
さて、ここからはフタホシコオロギを増やしたい方向けの「繁殖方法」です。

  1. 繁殖に必要なもの
  • 親コオロギ:オスとメスを数匹ずつ用意します。
  • 産卵床:コオロギのメスは、湿った土や砂に卵を産み付けます。
    専用の産卵床を用意しましょう。
  • 作り方:タッパーに「ヤシガラ土」や「バーミキュライト」を入れ、湿らせます。
    産卵床の深さは、2〜3cm程度で十分です。
  • 温度:28〜30℃が最適です。
  1. 繁殖の手順
  • 産卵床の設置:飼育ケースの端に、産卵床を入れたタッパーを設置します。
  • 産卵:成熟したメスは、産卵管を産卵床に差し込み、卵を産みます。
  • 産卵床の移動:数日〜1週間ほど経ったら、産卵床を別のケースに移します。
  • 孵化:28〜30℃に保たれた環境で、約10〜14日で卵が孵化します。
  • 幼虫の飼育:孵化したばかりの幼虫は非常に小さく、共食いされやすいので、別のケースで飼育しましょう。

餌は細かく砕いた人工飼料や、粉末状のコオロギフードを与えます。

  1. 繁殖を成功させるためのコツ
  • 栄養満点の餌を与える:繁殖前の親コオロギには、高タンパクな餌を与えることで、卵の質が向上します。
  • 湿度の管理:産卵床が乾燥しないように、霧吹きでこまめに水分を補給しましょう。
  • 幼虫の過密に注意:孵化した幼虫が成長するにつれ、過密にならないよう、適宜別のケースに分けましょう。

まとめ
フタホシコオロギを死なせないためには、清潔な環境、適切な温度と湿度、そして栄養バランスの取れた餌が欠かせません。

また、繁殖を成功させるには、産卵床の準備と、孵化した幼虫を大切に育てるための環境を整えることが重要です。

この記事を参考に、あなたのフタホシコオロギたちが、もっともっと元気に、そしてたくさん増えてくれることを願っています!

フタホシコオロギの飼育は、少し手間がかかるかもしれませんが、その分、鳴き声を楽しんだり、成長する姿を観察したりと、多くの喜びを与えてくれます。

さあ、あなたも今日から、コオロギ飼育マスターを目指してみませんか?

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